日常と非日常の狭間で

「行動するから楽しい。」とある清掃員のブログ

ハシヤスメ・アツコは夢を見続ける。

アツコさんのototoyでのインタビューを読んだ。

ototoy.jp

以下、気になった点について書く。
 

──ハシヤスメ個人としては今後どうなっていきたいですか。

ハシヤスメBiSHの新たな面を見せるために自分なりの演出をやってみたいです。この間渡辺さんに「こういうことをやりたいんですけど、そういう話し合いがあれば参加させてもらえませんか?」って言ったらまだ早いと言われたので、自分はまだまだなんだなって。でもこれでやりたいことが目標に変わったので、ひとつ階段を上った感じがします。こうやって一歩ずつ、やりたいことや約束したことが全部叶うまで上り続けていきたいですね。

 

渡辺さんからすると、めちゃくちゃ嬉しいと思いますよ。まだ早いってことは、いつかは参加させてくれるってこと。アツコさんの演出ってどういうものか見たいし、清掃員の予想を超えた突拍子もないものが出来上がるかもしれない。けれど、これからのBiSHにはメンバーの意思が強く影響した方がいい気がする。

 

──BiSH2ndシーズンが始まりましたが、今はどんな目標がありますか?

ハシヤスメ東京ドームに立ちたい。あと、いつかは紅白に出たいですね。紅白に出られたらお茶の間に一気に知ってもらえますし。

──BiSHはまだお茶の間に伝わっていない?

ハシヤスメ全然ですよ。この間、中学時代の友人に卒業ぶりに会ったんです。そのときに「今BiSHってグループで歌ってる」と言ったら「名前は聞いたことあるけどよく知らない。まあ頑張りな」って言われて (笑) 。BiSHを知っていても11人の顔は知られていないので、これからは個人のことも知ってもらいたいですね。

──最近は広告の仕事も増えていますよね。

ハシヤスメそうですね。加入当初はそういうことができるなんて思っていなかったし、元々ずっとやりたかったことなので夢が叶って嬉しいです。

 

人間らしい。売れたい、知ってもらいたいって思うのは、至極当然なことでそれを臆面もなく言うってだけでかっこいい。予防線を張るのは簡単だから。売れれば売れるほど、夢とか目標とか増えていって、際限なく広がっていく世界。その世界の先を一緒に見ていけたら、最高ですね。

 

ではでは。

アイナ・ジ・エンドは強くなりつつある

アイナさんのototoyでのインタビューを読んだ。

 

以下、気になった点について書く。
 
「自分自身はどんどん弱くなっている気がする。でもその弱さに向き合うことで強くなっている気もするし、これはきっと後で財産になると思っています。今は変わりたいというより変わっていく現実も受け止めている、という感じですね。ちょっとずつだけど表現することに対して強くいられているのかな。そういう自分も受け止めてしっかり生きていかないとなって思います。」

 

強さって、色々あると思うんですよ。普通から変わりたいと思って変わり続ける事、普通で居続ける事。どちらも難しいけれども、何を大切にしているのかを自分自身が明確にできていれば、それでいいんじゃないのかな。周りに流される時もあるかもしれないけど、周りに流され続けて自分を見失ってしまうのは辛いと思う。

 

Life is BeautifulのMVは泣いて終わるんですけど、振り付けではその先をどうしても描きたくて。私、その時期に友達を1人亡くして、会えないってこういうことなんだって実感したんです。自分がおばあちゃんとか死ぬときになって迎えに来てくれたらいいなって思いも込めてます。アユニには「あまり死ぬことを考えなくていい。アユニはお花になると思って踊ってほしい。死っていう表現は後ろの4人が踊るから」って大まかにしか伝えてないんですけど、すごく儚く踊るんです。アユニとリンリンは私の振り付けの意味を汲み取って自分なりに表現していて、それがすごく格好いい。私じゃできないし、ハシヤスメでもチッチでもモモコでもできない。あの2人にしかできないことだから、本当にすごいなって思います。」

 

最近のライブでLiBのリンリンさんとアユニさんの振りをようやく見ることができたんですが、先に旅立つアユニさんに縋りつくリンリンさんがめちゃくちゃ儚げで。「どうしてそんなに物憂げな表情ができるの?」と思わずゾクッとしてしまった。

 

「 家電みたいにはなりたくないです。古くなったら捨てる、みたいな。以前言われて悔しかったんです。絶対そうなりたくない。私は表現することが好きなので、表現している人を間近で見て感じたことがあったら自分でもやりたいんですよね。舞台もやってみたいし、色んな角度から踊っている姿が見える万華鏡越しのライヴとか、モモコが詞を書いて私が曲を作って出そうとか。売れる / 売れないは関係なくて、長生きしてもあと50年くらいしか生きられないし、もしかしたら明日死ぬかもしれないから、やりたいことはやっておきたいなと思ってます。」

 

移り変わりが激しい世の中で、古いとか代わりがいるからと言う理由で、離れる理由は正直いくらでもあると思う。それでも、新しく出会う人もいるし、ずっと側にいてくれる人ももちろんいる。アイナさんがそう言う人たちを大切にしているのは見てても分かるので、自分がやりたい事を伝えて積み重ねていけば、誰かが見てくれてると思うし、アイナさんとしてもBiSHとしても、目指すものに近づいていけると思う。

 

ではでは。

GiGS、バンドマンが楽器を持たないパンクバンドに興味をそそられる理由とは?

このインタビューで、その答えの一端が分かるかもしれない。

 

インタビューの内容。
・音楽への興味を持ったきっかけ
・作詞での表現について
・「楽器を持たないパンクバンド」としての武器
・自身のモチベーションとなるもの

 

各メンバーのソロインタビューの表題。
アイナ「自分の中でやりたいものを噛み砕いて、伝わるように表現できる表現者になりたい」
チッチ「いろんなジャンルの垣根をブッ壊して超越したものを見せられるグループがBiSHなのかなって思う」
モモコ「私たちが自由に生きている生き様を見せられたら、みんなも生きやすくなるんじゃないのかなって」
アツコ「カッコいいアーティストに負けないチャレンジャーでありたい…負けたくない!って、常に思ってます」
リンリン「めっちゃ長く続いて欲しいとはそんなに思ってなくて、その分めっちゃ濃い時間にしたいから、日本の代表になりたい」
アユニ「BiSHに入ってから初めての経験ばっかりだったんで、性格が良い方向に変わっていったんです」

 

・感想
みんなに共通しているのは、かっこいい生き様を見せつけていくということ。
自分一人じゃできなくても、BiSHなら出来る事もあるから。

 

過去から現在への全てが繋がっていて。
過去の経験は無駄じゃない、というのは簡単なんですが、
自分なりに過去の出来事をうまく消化してないとダメな気がする。
消化というか、転換かな。辛い思い出の闇の部分への見方を変えて、光へと転換していく。
BiSHでの活動を通じて、その転換ができて自分なりの目指す方向性というのが
メンバーそれぞれに見えてきた気がしますね。

 

四大フェスと呼ばれる、フジロック、ロッキン、ライジング、サマソニのうち
フジロック以外の三つに出演したBiSH。
9月以降にもフェスが続いて、バンドとの共演も続いていくが、
「楽器を持たないパンクバンド」とは何か?、ということを
見せつけてほしいですね。

 

ではでは。

 

GiGS (ギグス) 2018年 10月号

GiGS (ギグス) 2018年 10月号

 

 

 

渡辺氏が仕掛けまくる、これからの展望

 

mikiki.tokyo.jp

 

以下、気になった点について書く。
 
・横アリを2年以上前から抑えていた。
2016年5月というと、ちょうどBiSHがavexからメジャーデビューするタイミングで。
2017年の幕張もそうだけど、BiSHがここまで売れると考えられるのは正直博打の部分もあっただろうし、それを実行できるスピード感もすごい。
ということは武道館でのライブも改修前までにやるのだろう。
 
・セットリストは誰に向けてのもの?
横アリのセットリストは正直物足りないなと思った。多くの人に見てもらうためだと分かっていても。逆に、宮古やchampionのセットリストは羨ましくもあった。次の10月からのホールツアーはKiller BiSHの曲メインでやってほしいなー。
 
感想
・渡辺さんの考えをどう捉えるか。
渡辺さんの考えを受け入れたり、反対したり。どちらを選ぶかは自由で、人の考えと自分の考えって、違う部分があるのは当然だし。むしろ皆が同じ方向を向きすぎているってのも、染まりすぎてるというか。あまりにも上手くいきすぎると、怖くなる。
 
・BiSH新メンバーの可能性
このインタビューや今のBiSHを見ていると、WaggからBiSHへの新メンバーがあり得そう。9/9のお披露目ライブで、Waggの中からBiSHのツアー参加決定とかなったら、相当話題になるだろうな。まあ、ないかもしれませんが、それはそれで。
ただ、新メンバー加入のタイミングがあるなら、今しかない気がする。
横アリが終わって、夏フェスも終わって一安心してるでしょう。
そんな時に何かを仕掛けてくる気がする。
 
ではでは。

【映画】BiSH SHAPE OF LOVE ティザー映像

7日連続でティザー映像が公開されるということで、一人ずつ思ったことを書いていくことにする。

ちなみに、ティザーという言葉を初めて聞いたので、ちょっと調べて見たのですが、

「本来伝えるべき情報幾つかを意図して伝えないようにして、その情報をもっと知りたいと思わせる広告手段」のようです。チラッと見せて、焦らす感じですね。

 

一人目は、モモコさん。

 

WACKの合宿が終わってから、「合宿でモモコさん変わったね」という意見をTwitterで見ることがあるが、彼女はもっと前から変わっていた気がする。

 

それがいつかは忘れてしまったが、モモコさんはBiSHのメンバーといる時は自分の立ち位置を気にして強く意志を押し出さないから。あえて控えめにしているんだろうなと。

 

そういえばJAMの「一番なんて僕はいらないから君にあげるよ」って歌詞は、言葉をどう使うかに関してはBiSHの中で一番になりたいと思っていることの裏返しなんじゃないかなと。

 

「見えてるものが全てじゃない」
あえて隠している部分にこそ、モモコさんの本質があるのではないのかなと。

 

二人目は、アユニさん。

 

「自分が悲惨だ、情けない」
アユニさんは自己評価がすごい低いと思う。
すごい努力してそれをステージ上で表現しているなと、周りがどんなに思っていても。
それはBiSHのメンバーの姿を間近で見ているからなのかもしれない。

 

「ぶつかり合ったほうがいいですよって言われても、
ぶつかり合っても良くはならないって思う」と涙ながらに語る彼女。
ぶつかり合わずに、丸くまとまって綺麗なものが出来上がったとして
それが良いかどうかは周りが判断することで、受け入れられるかどうかは難しい。
一番大切にしているのは、BiSHのメンバー同士の関係性。

 

アユニさんは自分を支えてくれた人たちに何か返していきたいと
願っていて、その思いが最高の日々に繋がるのだろうな。

 

三人目は、リンリンさん。

 

「多分ほんの一瞬だからBiSHは幻になっちゃいそう。でも一番光ってそう」

 

BiSHの終わりに関して、一番発言しているのはリンリンさんの気がする。
こんな発言が出ると、「解散は嫌だなあ」とか「こういう発言止めてほしいな」
と思う人がいるかもしれない。

 

でも、リンリンさんって、そういうのに染まらないんですよ。
RISING SUNでは髪のサイド刈り上げしてるし、musicるでのヒャダインさんとのトークは、ハロプロの話題でテンションめちゃくちゃ上がってて、BiSHで見てる時とは違った一面がある。
「こうあるべき」ではなくて、「こうありたい」という思いが強い。
そもそもバランスの取れた発言の、どこに魅力を感じるのだろうか。

 

「私たちBiSHとあなたたち清掃員でしか作れないものってのがあるのが
すごく嬉しくて、ずっと宝者だと思う。」

 

日常生活を過ごしているだけでは、出会うことがなかった人たち。
ありきたりじゃないBiSHと清掃員が生み出す熱狂には、
なかなか出会えないので、いつまでも大切に覚えていたいな。

 

四人目は、アイナさん。

 

「日々変わってきたから、もはや私ではないという記憶もある。
それくらい色々なことがめまぐるしくおこったツアー。」

 

自分自身が変わり続けていると、何が正しいのか、自分らしさって何だろうな、と考えてしまうことがある。ただ、アイナさんは歌やダンスで圧倒的になりたい。そのスタンスはブレない。

 

そういえば、8/15(水)のRADIO BiSHで「アユニさんが成長したこと」というテーマについて話していた。そのとき、アイナさんはアユニさんに「言葉に温度を持っている。喋ってて人の気持ちを考えながら、選んで喋る。ずっといいこ。」と伝えていた。メンバーのことを良く見てるな、そしてそれを伝えられるのはすごい優しい人だなと感じた。

 

五人目は、アツコさん。

 

「丁寧に冷静に仲間を信じる。
大丈夫、君は一人じゃない。
何かあったらみんなが近くにいるから。」

 

アツコさんのこの言葉でメンバーに笑いが起きるのだが、割といいこと言ってるのに、俺も笑ってしまった。これまでの四人の動画を見ていて、みんなの涙が続いていたから、なんか重たい雰囲気な映画になるのかな、と思っていたが、そんな気持ちも吹き飛ばしてくれた。

 

「平和が続いていくほど退屈ではないか。
平凡な日々が続くと刺激ある日を求めたい」

 

BiSHのライブでは、途中にアツコさんのコントが入る時があるのだが、その内容も笑える時が増えてきて。今やったらアユニさんとの掛け合いがどうなるのかなーと期待してしまう。もちろんライブの楽しさ、熱量は重要だけど。それ以外にも、BiSHには違う魅力もあるんだよと、彼女は伝えようとしている気がする。

 

六人目は、チッチさん。 

 

「こうやって色んな人がいて、違う人生を歩んでいて、
でもこうして同じ場所にいて私達と一緒にライブを体感して。
不思議でいつも当たり前。
同じことしてる仲間みたいですごく好き。
この空間を大切にしてやっていく。」

 

始めて見たときに、幾人ものバンドマンが頭の中を巡った。チッチさんが好きなバンドマンが言いそうな発言。自分がカッコいいと思っている人に近づくためには、自分もカッコよくなければならない。そう感じた。
BiSHは「楽器を持たないパンクバンド」と称するが
それを体現しているのが、チッチさんでしょう。

 

七人目は、渡辺さんかと思っていたら、総集編だった。

 

六人の映像を見て思うことはあるのだが、

映画上映後にまた書くとします。

 

ではでは。

アユニ・Dはゾクゾクしていたい

アユニさんのototoyでのインタビューを読んだ。

ototoy.jp

以下、気になった点について書く。
 
「一番ゾクゾクしたのは登場するところです。下から6人が出ていくまでのドキドキと、登場してから客席のエネルギーが一気にステージに向かってきたあの感じは、横浜アリーナみたいな大きい場所でしか感じられない特別なものだなって思いました。多分そこにいる全員がゾクゾクしてた瞬間だったと思う。」
 
ゾクゾクするって感覚。人によって、もちろん違うのだろうけど。
俺の場合は、心がざわついて来て、感情が高まってくる。
何かが始まる予感。その予感が胸の奥から喉まで出かかって、とあるきっかけで一気に溢れ出る。
そんな感じ。確かに横アリのメンバー紹介からの登場シーンはゾクゾクしたな。
 
こういうゾクゾク感ってのは、日常生活では滅多に感じることができないと思うので、
そういうのを体感するためにライブに行っている節もある。
 
「海外でライヴをやってみたい。撮影で海外に行ったときすごい楽しかったし、台湾や中国からライヴに来てくれる人が多い気がするので行ってみたいです。あとは映画を作ってみたい。中学生のころ自主制作映画を観るのが好きだったんです。モモカンは書くのが好きだと思うから、いつかBiSHでやってみたいですね。」
 
自分の欲求に対して、無邪気というか、天真爛漫だなーと。
好きなことに対して、ウキウキすぎる。
 
何か面白い、楽しいことをやりたい。
特にBiSHのみんなで何かやりたい、ってのを強く感じる。
そう感じるのは、アユニさんがブログやyoutubeに救われたからなのかな。
 
個人それぞれの道を進むのもありだけど、
BiSHのみんなが選んだ道を進むのも、悪くはないと思う。
それがグループでいることの醍醐味でしょ。
 
ではでは。

Champion BiSH IN STORE LIVE

セットリスト。
01.My distinction
02.Primitive
03.Marionette
04.Lonely girl
05.VOMiT SONG
06.FOR HiM
07.サラバかな
 
今回のセットリストは、なかなか披露されないけど人気がある曲が多いなという印象で。
抽選で参加できた100人にとっては、懐かしいというかテンションが上がるだろうなと感じた。
 
そういえば今回のセットリストを決めたのって
渡辺さんではなくて、マネージャーの松田さんなんですね。
事前にTwitterに流れているのを見た。
確かMONSTER biSHのセットリストも松田さんが決めたと聞いたことがある。
 
ライブ前にそれを伝えたっていうことは、相当な自信とBiSHに対する愛がないとできないでしょ。
定番曲を一曲もやらずとも、ファンを惹きつけることができる構成。
そして、最近BiSHを知った人達に「定番曲以外も聞いてみたいな」と思わせる。
松田さんのそんな思いを感じた。
 
後、音源で聞いてた時は強い印象がなかったけど、ライブで聞くとめっちゃ楽しくて好きになったとか、そういう感想があったらめちゃくちゃ嬉しいだろうな。
俺にとっては「ファーストキッチンライフ」がそれにあたる。
「そんならボールにでもして蹴っちゃお!」がめっちゃ好き。
この時のチッチさん、めちゃくちゃ可愛い。
 
松田さん以外にも、チッチさんもサンボマスター岡崎体育とのスリーマンのセトリ考えたし。
メンバーが考えるセットリストってのも、これから味わって見たいなーと感じる。
 
ではでは。

WACK渡辺氏とavex赤窄氏が語る、横アリ後のBiSHが目指すもの。

というわけで、インタビューを読んだ。
 
 

avexのサイトでのインタビューということで、赤窄さんの発言を中心にして書く。

 

「 その場で見れなかった人に対してはちゃんとフォローしていかないとは思っていて、毎回、ライヴが終わった次の日に編集してすぐYouTubeにアップするとか、頑張ってはいるんです。動画を見てもらうとわかると思うんですが、急いではいますが毎回カッコよく作っているつもりです。ぶっちゃけ生配信を見せるより、即動画を作って見せていく方が効果的なんじゃないかと思うので 」

 

これにはいつも感謝していて、かっこいい場面を切り取っているなと感じる。
動画の場合、初見の人にとってはもちろんいいし、ライブに来た人がもう一度見直すと、
ライブ中には気づかなかった新たな発見があるんですよね。

 

ライブに行けなかった人は当然いるし、その人たちも同じ気持ちを共有したいと思うんですよ。
そういう人たちのために作っている。

 

「 ターゲット層はロック層だと思ってたりもするので、そこのお客さんに初めてプレゼンテーションできるかなと。ライヴはいつもそうですが、メンバーにいいうたを歌ってもらって、いいパフォーマンスをしてもらう。今年はすごい数のブッキングのお話をいただいたので、僕らとしてはいい機会だと考えてますね 」

 

フェスで増やしたファンを取り込みたい。


そういう点で、ホールツアー初日の中野サンプラザは、めちゃくちゃ重要だと予想している。
アイナさんが中野サンプラザのライブ後のインタビューで
「中野の最前付近のファンの熱量がホール全体に広がっていった」
みたいなことを話していたと思う。(間違っていたらすみません。)

 

その熱量がホールツアーを通して起こせるのか?
横アリ前のBiSHと夏フェス後のBiSHを比較するための
試金石となる会場となるんじゃないかな、中野サンプラザは。

 

一通りインタビューを読んで、やはり現場主義というか、
熱量とか思いをライブで味わってほしいんだろうな、赤窄さんは。
そのために、当たり前の事を続けていく。
それにBiSHのメンバーもついてくる。
良い関係だなーと思います。

 

そういえば今日のChampionのライブは誰の発案なんでしょうかね。
300人中100人が参加できるという際どい数字で、当たるかも!と思ってしまう。
まるで宝くじみたいでワクワクしますね、外れた人にとってはとても残酷ですが。
気持ちが揺さぶられてるなーと感じます。


ではでは。

セントチヒロ・チッチが目指すもの

チッチさんのototoyでのインタビューを読んだ。
 
以下、気になった点について書く。
 
「BiSHは誰かにとってのヒーローであり続けたい」
 
チッチさんの印象は、好奇心旺盛で色々な所に飛び込んで行く姿がかっこいい。
そんなチッチさんにぴったりの言葉だなと。
 
ピンチの時に助けてくれる。それくらいの関係がちょうどいい。
ずっと一緒だよって言われると、相手に依存してしまうし、
もはや対等な関係ではいられない。
 
「私はBiSHの一番の魅力は楽曲だと思っているんですけど、それをバンド、アイドル、ポップスって枠を超えて表現できるのが面白いのかな。時代に沿っているというか。
例えばシンガー・ソングライターとして始めてたら注目されてなかったと思う。だからそこで過信しないで、どうやって自分たちのものにしてこれから年を重ねていくのかが重要だなって思います。」
 
最近のBiSHはトントン拍子で売れつつあるなと思っていたので、
自分たちについてどう思っているかは知りたかった所だ。
BiSHに求められているもの、チッチさんに求められているもの、チッチさんが
求めているもの、しっくりくる何かを胸の奥に秘めている気がするな。
 
ではでは。

【映画】勝手にふるえてろ

万引き家族を見て、松岡茉優さんの演技が気になったので、
この映画を見ることにした。
 
“脳内の片思い”と“リアルな恋愛”に揺れ動く主人公の女性。
 
男性二人の間で揺れ動いていた主人公は、自分と他人を比べがちである。
自信がないのに自己評価は高い。
人にされた嫌なことは覚えているのに、他人にする嫌なことは気にしない。
他人と自分を比べて優越感を持っているのに、けれど他人の意見は気になる。
 
主人公は、そんな自分に気づいているのに、自分でそれを認めたくない。
誰しも自分と人を比べることはあるかと思うが、こうもあからさまに表現されると
見ているこちら側も辛くなる。
 
 
松岡さん演じる主人公が最後に言い放つセリフ。
このセリフは現実から目を背けてきた主人公が
一番言われたかった言葉なのかもしれない。
また、映画を見ている人に投げかけた言葉なのかもしれない。
 
あと、松岡さんの演技について。
初めて見たときは、ちょっとやりすぎというか、
気が触れている感じもしたけどめちゃくちゃ引き込まれた。
こんな人本当にいるのかな、みたいな興味本位で。
 
ただ、役を演じる上で自分と他人の関係について
嫌でも考えさせられると思うんだよな。
それを踏まえた上でもう一度見ると
彼女の表現の凄さがさらに分かるかもしれない。
 
ではでは。 
勝手にふるえてろ
 

 

川崎クラブチッタ NON TiE-UPお披露目

というわけで、川崎クラブチッタでのライブを見に行ってきた。
ゲリラ発売となった、新曲二曲を披露。
 


BiSH / NON TiE-UP[OFFICIAL VIDEO]

 
以下、新曲の感想。
・「NON TiE-UP」
イントロが横アリのOP映像で流れてたやつですね。
歌詞が刺激的で「おっぱい舐めてろ、ちんこシコってろ」とか言っちゃって。
「こういうのが好きなんだろ、お前ら」みたいな。
ライブの時のメンバーの表情も、人を小馬鹿にしたような感じで。
サビの振りも挑発的なんだよね。
BiSHは元々は新生クソアイドルなのを思い出した。

・「しゃ!!は!!ぬあ!!あぁ。死!!いてぇ。」
エレクトロニカを基調としていて、sora tob sakanaを思い出した。
筆を持った振りがあって、謎すぎるし、曲のリズムが取りづらいし。
無茶苦茶やってるなという印象。

 

最近のBiSHのライブだと、
セトリやファンの盛り上がり方も読めてしまっていた。
いつものフレーズ、いつもの音。
それで安心するといえばそうだけど、物足りなくなっていたのも事実。
その気持ちを少しは変えてくれるのかな。

 
あと、この二曲を今出したのはホールツアーへの布石だなと。
ここ最近のタイアップとは真逆で、雰囲気で圧倒される予感がして。
一緒に楽しむというより、強さを見せつける。
BiSHのライブはこういう楽しみ方もあるよね、というのを清掃員に提示してくれるのではないか。


ではでは。

QUICK JAPAN 正面突破主義

というわけで、QUICK JAPANのインタビューを読んだ。
主に横アリでのライブについて書かれていて。
全体のうち、1/3が横アリの写真、1/3がBiSHの歴史、1/3がメンバー3人と渡辺さんのインタビュー。

 

全体の感想として、BiSHは友達というより仲間。
違った時間を過ごしているけど、まとまる時にまとまる。

BiSHの六人は違った個性があって、そこに魅力があると言われていて。
同じ時間を長く過ごしていると、一緒にいる人の色に染まってしまうけれど。
あまり一緒にいないことで、無意識のうちに似ていることを
上手く避けられているのかもしれない。

 

以下渡辺氏とメンバーの対談で、各メンバーの気になった一言を書く。
アイナチッチモモコ…横アリは終わりではなく、まだ上があるから。
・渡辺氏)格好いいところもダサいところもあって、どっちも好きになってもらえるようにしたい。
・チッチ)BiSHは、どんな場所でもやっていきたいと言っている以上、どの環境でも自分たちらしくやることが重要。
・モモコ)ツアーを通して一個一個ステップアップした上で横アリを迎えたので等身大で立てた。
・アイナ)(横アリと宮古を全部終えたあとに)「楽しいことだけからはなにも生まれない」。

 

理想の自分がいて、その自分を越えるために何ができるのか自分と向き合う。
そして、試行錯誤しながら進んでいる。

 

アツコリンリンアユニ…BiSHのライブを彩る3人の野望
・リンリン)自分が楽しんでいるとお客さんも勝手に楽しみ始めると思う。
・アツコ)(取材のカメラが多くても)あまり嬉しい感じは出さずに、「まあ、頑張ります」みたいに気にしてない感じでやる。
・アユニ)(次の舞台で)プロジェクションマッピングをやりたい。

 

自分の好きなことや、これができたら嬉しいなということがまず根本にあって。
それができる時がワクワクしているし、生き生きとしている。

 

横アリは通過点と言いつつも、BiSの横アリのことも忘れずに、その思いも胸に抱えて進んで行く。
これから夏フェスに出まくるBiSHがどういうパフォーマンスをして、どういう景色を一緒に見ることができるのか。
楽しい夏になりそうだ。

 

ではでは。

 

Life is beautiful。人生は美しい、だけどもね。

 両A面にしたのは、二曲を対比させたかったのかな。

 

人生全体が「Life is beautiful」、一部が「HiDE the BLUE」。

ありのままの自分が「Life is beautiful」そうでない自分が「HiDE the BLUE」。

www.youtube.com

www.youtube.com

 

聴いた感想としては、このラブソングをBiSHが歌えるの?と思った。

死と向き合うことって余りないことだし、

今までのBiSHの曲は彼女たちの体験が歌詞になってることが多いので、

感情移入もしやすかったであろうから。

 

その答えはリンリンさんとアユニさんの振りに込められているんだろうな。 

MVを見た上で、もう一度振りを見たいなと思う。

 

ただMVや歌詞が綺麗すぎる。

泥臭い部分を全く出さないのは残酷だなと。

人生は勝手に美しくなるわけではないのにね。

 

ではでは。

BiSHとEMPiREの対比。WACK渡辺氏とavex赤窄氏の対談。

avex.com

 

 BiSHとEMPiREの気になったこと

BiSH

最近のBiSHの活動で面白いと思ったのは、逆参勤交代。

オリコン一位をとったお礼参りとして、全国各地のタワーレコードに訪問。

その移動中にメンバーと私服のツーショットが取れて、

一番楽しそうだったメンバーとファン一人が叙々苑に行ける企画だったかな。

(結局メンバー全員とファン一人で叙々苑には行ったようです。)

ハッシュタグを追ってましたが、これは広めたくなるな。

メンバーの私服姿と写真撮れるのはレアでしょ。

大名行列みたいになってたのも、周囲の目を引く。

 

EMPiRE

ファンクラブ会員150人のEMPiRE COREになるのに

入会金3万出して、他の人とは明確に差をつけている。

 

他にも、入会受付がメンバーとの生電話。

お披露目ライブがファンクラブ限定。

赤坂BLITZのライブ後のお礼が、メンバーとの生電話。

 

これ電話ってのも考えられてるなと。

特典会は11だけども周りに人もいっぱいで正直うるさい。

電話は相手との声しか聞こえないし、二人きりの秘密って感じがして、ドキドキすると思うんですよ。 

 

後、最近行われた赤坂BLITZでのライブを見ていてもわかる。

一言で言うと、きらびやかな世界。ディスコみたいな感じで。

ミラーボールだったり、ステージを暗くしたり。

カッコ良さ×恵まれた感じをアピールしている。

 

ツアーラストの赤坂BLITZは行けたら行きますが、

彼女たちは成長した姿で帰ってくると思います。

 

WACK全体に共通していることとして感じるのは、

ファンがお腹いっぱいにならないように、上手く調整しているなという印象。

何かが足りない、その部分にこそ応援する価値があると思わせる。

 

まあ、そんなことを言ってる私もファンの一人なのですが。

楽しいから仕方がない。

 

ではでは。

トークショー 目を合わせるということ

サイン会の参加券だけ取れたので、参加してきた。

ちなみに、トークショーは参加券がなくても後ろから聞けました。

 

以下、トークショーで気になったことを書く。

 

・そもそもモモコさんは、なぜこの本を出したのか?

「本を出すのは怖くて、でもBiSHのために何かできることはないかなと考えた結果。

BiSHのことを好きになってくれる人が増えたらいいな、と思っている。

初期からいる自分だからこそ、伝えられることがある。

裸でいるような気持ちだけど、そこまでしないと今のBiSHのためにならない。」

 

今のBiSHというのは横アリ後のこれからのBiSHを意識していると思う。

 

その答えの一端として、TVbrosのインタビューでモモコさんはこう答えている。

「今は6人それぞれの個性を打ち出していくタイミングだと思うんです。

歌や曲がいいだけでなく、Twitterが面白いとか、書く文字が面白いとか…」

 

自分たちの魅力を深掘りし続ける。

自分たちが考えたことを伝えることで、ファンの人って親近感が湧くと思うんです。

そんな親近感があるからこそ、BiSHのことを好きになる人はもっと増えるだろうし、さらなる活動の場が広がる気がする。

 

・モモコさんの内面について

「価値観が合わないことはたくさんある。悪い面をはねのけるのは簡単だけど、

今は全部受け入れられるようになった。」

 

この話を聞いた時に思い出したのは、モモコさんも参加したWACKのオーディション合宿。

私もチラチラ見てたのですが、「この合宿よりもBiSHの横アリがプレッシャー」と

気持ちをさらけ出したのは驚いた。

というのも自分をさらけ出して、相手に受け入れられるかどうかはわからないし。

モモコさんはそういう事を誰にも伝えずに胸の中で抱えていると思っていたから。

 

何がきっかけになったのかなんて知る余地なんてないのですが、

BiSHのために自分をさらけ出して、それに対する反応は全部受け入れる。

モモコさんが「目を合わせてきたこと」に対する、一つの答えなのかなと思います。

 

ではでは。 

 

目を合わせるということ

目を合わせるということ