日常と非日常の狭間で

「行動するから楽しい。」とある清掃員のブログ

【映画】BiSH SHAPE OF LOVE ティザー映像

7日連続でティザー映像が公開されるということで、一人ずつ思ったことを書いていくことにする。

ちなみに、ティザーという言葉を初めて聞いたので、ちょっと調べて見たのですが、

「本来伝えるべき情報幾つかを意図して伝えないようにして、その情報をもっと知りたいと思わせる広告手段」のようです。チラッと見せて、焦らす感じですね。

 

一人目は、モモコさん。

 

WACKの合宿が終わってから、「合宿でモモコさん変わったね」という意見をTwitterで見ることがあるが、彼女はもっと前から変わっていた気がする。

 

それがいつかは忘れてしまったが、モモコさんはBiSHのメンバーといる時は自分の立ち位置を気にして強く意志を押し出さないから。あえて控えめにしているんだろうなと。

 

そういえばJAMの「一番なんて僕はいらないから君にあげるよ」って歌詞は、言葉をどう使うかに関してはBiSHの中で一番になりたいと思っていることの裏返しなんじゃないかなと。

 

「見えてるものが全てじゃない」
あえて隠している部分にこそ、モモコさんの本質があるのではないのかなと。

 

二人目は、アユニさん。

 

「自分が悲惨だ、情けない」
アユニさんは自己評価がすごい低いと思う。
すごい努力してそれをステージ上で表現しているなと、周りがどんなに思っていても。
それはBiSHのメンバーの姿を間近で見ているからなのかもしれない。

 

「ぶつかり合ったほうがいいですよって言われても、
ぶつかり合っても良くはならないって思う」と涙ながらに語る彼女。
ぶつかり合わずに、丸くまとまって綺麗なものが出来上がったとして
それが良いかどうかは周りが判断することで、受け入れられるかどうかは難しい。
一番大切にしているのは、BiSHのメンバー同士の関係性。

 

アユニさんは自分を支えてくれた人たちに何か返していきたいと
願っていて、その思いが最高の日々に繋がるのだろうな。

 

三人目は、リンリンさん。

 

「多分ほんの一瞬だからBiSHは幻になっちゃいそう。でも一番光ってそう」

 

BiSHの終わりに関して、一番発言しているのはリンリンさんの気がする。
こんな発言が出ると、「解散は嫌だなあ」とか「こういう発言止めてほしいな」
と思う人がいるかもしれない。

 

でも、リンリンさんって、そういうのに染まらないんですよ。
RISING SUNでは髪のサイド刈り上げしてるし、musicるでのヒャダインさんとのトークは、ハロプロの話題でテンションめちゃくちゃ上がってて、BiSHで見てる時とは違った一面がある。
「こうあるべき」ではなくて、「こうありたい」という思いが強い。
そもそもバランスの取れた発言の、どこに魅力を感じるのだろうか。

 

「私たちBiSHとあなたたち清掃員でしか作れないものってのがあるのが
すごく嬉しくて、ずっと宝者だと思う。」

 

日常生活を過ごしているだけでは、出会うことがなかった人たち。
ありきたりじゃないBiSHと清掃員が生み出す熱狂には、
なかなか出会えないので、いつまでも大切に覚えていたいな。

 

四人目は、アイナさん。

 

「日々変わってきたから、もはや私ではないという記憶もある。
それくらい色々なことがめまぐるしくおこったツアー。」

 

自分自身が変わり続けていると、何が正しいのか、自分らしさって何だろうな、と考えてしまうことがある。ただ、アイナさんは歌やダンスで圧倒的になりたい。そのスタンスはブレない。

 

そういえば、8/15(水)のRADIO BiSHで「アユニさんが成長したこと」というテーマについて話していた。そのとき、アイナさんはアユニさんに「言葉に温度を持っている。喋ってて人の気持ちを考えながら、選んで喋る。ずっといいこ。」と伝えていた。メンバーのことを良く見てるな、そしてそれを伝えられるのはすごい優しい人だなと感じた。

 

五人目は、アツコさん。

 

「丁寧に冷静に仲間を信じる。
大丈夫、君は一人じゃない。
何かあったらみんなが近くにいるから。」

 

アツコさんのこの言葉でメンバーに笑いが起きるのだが、割といいこと言ってるのに、俺も笑ってしまった。これまでの四人の動画を見ていて、みんなの涙が続いていたから、なんか重たい雰囲気な映画になるのかな、と思っていたが、そんな気持ちも吹き飛ばしてくれた。

 

「平和が続いていくほど退屈ではないか。
平凡な日々が続くと刺激ある日を求めたい」

 

BiSHのライブでは、途中にアツコさんのコントが入る時があるのだが、その内容も笑える時が増えてきて。今やったらアユニさんとの掛け合いがどうなるのかなーと期待してしまう。もちろんライブの楽しさ、熱量は重要だけど。それ以外にも、BiSHには違う魅力もあるんだよと、彼女は伝えようとしている気がする。

 

六人目は、チッチさん。 

 

「こうやって色んな人がいて、違う人生を歩んでいて、
でもこうして同じ場所にいて私達と一緒にライブを体感して。
不思議でいつも当たり前。
同じことしてる仲間みたいですごく好き。
この空間を大切にしてやっていく。」

 

始めて見たときに、幾人ものバンドマンが頭の中を巡った。チッチさんが好きなバンドマンが言いそうな発言。自分がカッコいいと思っている人に近づくためには、自分もカッコよくなければならない。そう感じた。
BiSHは「楽器を持たないパンクバンド」と称するが
それを体現しているのが、チッチさんでしょう。

 

七人目は、渡辺さんかと思っていたら、総集編だった。

 

六人の映像を見て思うことはあるのだが、

映画上映後にまた書くとします。

 

ではでは。